「えッ?えッ? どうしたの?」 「いや… 小夏が初めて うちに来た日… ホントはオレ すげえ楽しみに してたんだよ… 小夏と再会できんのが 嬉しくて… だけど小夏は これっぽっちも 覚えてねえから、 小夏にとっては そんだけのことなのか、 ッて……… すげえあせった」 そっぽを向いて 耳まで赤くしながら ブツブツ話す晴。 その姿を見たら なんだか胸が キュンとした。