男 友 達



「…ケンタと付き合ってるって…?加奈が噂広めたんだな?」


加奈さんは観念したように頷いた。


「…なんでそんなことしたんだ?」


加奈さんは私の顔を見ながら、言いにくそうに零す。


「…告白させるつもりだったの。葵ちゃんに」

私?

「だってケンちゃんがかわいそうで…!」

翔太さんは加奈さんの口を手でふさぐ。


「馬鹿、お前お節介にも程があるだろ!」


加奈さんは更に小さくなる。


「葵ちゃん、どうやら俺達は騙されていたみたいだね」

佐々木君が隣に来て呟いた。