「えぇ!?お兄さん!?」
私はびっくりして大きな声を出してしまった。
お兄さんって…確か3つ上の大学生の?
「そう。君がアオイちゃんかぁ…」
そう呟いた翔太さんは、呆気に取られる私の右手を握り、軽く振って「よろしく」と言った。
加奈さんに鋭い視線を送る。
「さぁ、説明して貰おうか。深い訳とやらを…」
加奈さんの表情はかなり暗い。
「…彼氏である俺に黙ってコソコソと何やってたんだ?加奈」
え?彼氏?
「加奈さん…?ケンタと付き合ってるんじゃなかったんですか…?」
加奈さんは大きな声を出す。
「あぁ!!ごめんなさい!翔ちゃん、違うのよっ私は翔ちゃん一筋なんだから~!!」
もう、訳が分からなかった。

