少し離れた仲通に入り、小さな公園に入る加奈さん。 「…で、どうして葵ちゃんはそんなに怒ってるの?」 加奈さんが口を開く。 …葵ちゃん? …この人、なんで私の名前知ってるの…? 疑問に思いながらも、怒りは収まらない。 「当たり前です。 ケンタと付き合ってるんですよね…!? 二股なんて、最低です…!」 「葵ちゃん、止めなよ…!」 佐々木君の心配そうな声が後ろから聞こえる。 加奈さんは、佐々木君の姿を目にすると、なぜか急に焦った声を出す。 「ねぇ、その子誰…? まさか彼氏じゃないよね…?」