朝方になると、咳が止まらなくなって、
病院に行くと、そのまま入院になってしまった。
俺はやっと少しだけ眠る事が出来た。
「ケンタ?大丈夫か?」
気付くと、タクミが座っている。
「翔太さんから連絡もらったんだ、入院だって」
兄貴がタクミの携帯にかけて、知らせてくれたらしい。
お見舞いに来てくれたんだな。
「あぁ、だいぶ良くなった…」
そう答えたが、気分は最悪だ。
ベッドサイドのミネラルウォーターに手をのばす。
「なぁ…ケンタ」
「んー…?」
「アオちゃんに、何した…?」
「ぶっ!…」
思いっきり、吹きこぼしてしまった。
なんで知ってんだよ!?
アイツが言ったのか…?

