『当たり♪駅前みたいな人の多いとこで歌わなきゃ、ユキネの魅力が伝わらないだろ』

シュンは笑って言った。

『はあ?』

ユキネは少し呆れていた。

『こら君たち!!ここは公共の場だから、ライブ何かダメだぞ』

シュンとユキネが話している所にお巡りさんがやってきた。

『それに君は高校生じゃないのか?学校は?』

お巡りさんはユキネに歩み寄って尋ねた。

『うっせいよ!!』

ユキネはお巡りさんを睨んだ。

『うるさいとは何だ!!ちょっと近くの交番まで来てもらおうか』

そう言ってお巡りさんはユキネの腕を掴み、引っ張った。

『放せよ!!』

ユキネはお巡りさんの腕を振り払い、お巡りさんを張り飛ばした。

『あっちゃー…またやったよ』

シュンは暴力を奮ったユキネに落胆した。

『き、君!!何するんだ!!』

お巡りさんはユキネを叱った。