すっかり夜になった頃、シュンは各社への謝罪を終えた。

そしてシュンは里菜の喫茶店へとやってきた。

『あら、シュン』

里菜はお店に入って来たシュンに気付いた。

シュンはカウンター席に座った。

『シュン、大変な事になったわね』

『ああ…今日は各社への謝罪に追われたよ』

シュンは疲れきっていた。

『ユキネの様子は大丈夫だったの?』

『とりあえず大丈夫そうだったよ…けど、かなり精神的なダメージが大きい…』

シュンはユキネの事が心配でたまらなかった。

『これからユキネはどうなるの?』

里菜は心配そうに尋ねた。

『最悪の場合は少女少年院行きになるだろうな…そうなったら暫くは出てこれないだろうな…』

シュンはため息をついた。

『そんな…。ユキネだけが悪い訳じゃないのに…』

『ああ…けど、暴力はさすがにまずかったな』

シュンは考えこみだした。