『お待たせしました…ハンバーグランチです…』

ハナは少し怯えながら料理をテーブルに置いた。

『あ、ハナじゃん!!お前ここでバイトしてたんだ』

キョウコはハナを見て言った。

『はい…し、失礼します』

ハナは何かされるんじゃないかと思い、急いで13番テーブルから離れた。

『ふーん、ハナはここでバイトしてるのか…良い事考えた』

キョウコは何かを企んだ。

『まさかキョウコ達が来てるなんて…ツイてないな…』

ハナは元気がなくなった。

すると、呼び出しブザーが突然鳴った。

『13番テーブルだ…』

ハナは周りを見回したが、みんな忙しそうだったので嫌々ながら自分が行く事にした。

『ハイ…何かご用ですか?』

ハナはキョウコたちに尋ねた。

するとキョウコたちはイラついた様子だった。

『この店はお客に髪の毛の入った料理を出す気?』

キョウコは不機嫌に料理の中から1本の髪の毛を取り出した。