「おい…」


そんな時にノエルが珍しく声をかけてきた。


「なっ、何!?」


すると、ノエルがあたしを見て眉をひそめた。


ちょっと挙動不審だったか?



「お前…


髪、ぼさぼさなんだよ。さっさと整えてこい」



ノエルに指摘されてあたしは髪を触る。


なんだ…髪のことか…



「うん。ついでに顔も洗ってくるよ」


「それなら俺もついて行くっす!」