あたし達は謝るレイに声をかけると、 「…ありがとうございます。」 と一言だけお礼を言った。 ったく、こんな心優しい弟に謝らせるなよ。 あたしは心の中でノエルに怒っていると 「そろそろ私達も寝ましょうか。明日も早いですし」 とレイは毛布を三枚、持ってきてあたし達に手渡した。 「じゃあおやすみ。」 「おやすみっす。」 「おやすみなさい。」 あたし達は毛布を纏って眠りにつこう としたが… 「ぜっんぜん眠れねぇ…」 .