抱けないあの娘〜春〜




時は過ぎ、7月。



眩しい陽射しと青空と入道雲の白が清々しい。



夏の球場には超満員の観客と大歓声。ブラスバンドの美しくて活気のある演奏が鳴り響いている。



「甲子園まであとひとつだ!今までの想いをぶちかまそうぜ!!」



「「「はいっ!!」」」




決勝戦。やっとここまで勝ち進んできた。数々の苦しい試合も全員野球で乗り越えてきた。



でもこれで終わりじゃない。



絶対勝って、甲子園に行くんだ!!