なんで抱きついてんのこの人は!? しかも胸、胸あたってる! 「先輩離れて…」 俺が無理矢理離すと、先輩はあっという間に涙目になって。 「いや、なの?」 嫌じゃないけど、むしろ嬉しいけど!? 俺、理性がやばいんだって! なんで今日はこんなに素直なの!? 「嫌じゃないですけど…」 そういったら、先輩はまた俺に抱きついた。 「かぐらざかぁ、」 「好きよ。」 ぷつん。 この一言で、俺の理性はぶっとんだ。