そう言うとそいつは 俺達の方へと歩いてきた 一「お前ら伊織姉に何した」 ヤツの言葉の一言一言に怒気がこもる 一「姉さん泣いてたんだぞ あんな姉さん初めて見た」 ”泣いていた” その言葉が俺の躰を動かした 後ろで渚達が何かいってるが それどころじゃない・・・ 倉庫を飛び出して あてもなくただ走っていた俺は 学校の電気が付いている事に気がついた 貴「もしかして・・・」 俺は即座に学校へと向かった