「ゆ……夢」 「ん?」 隣の庭に誰かいる。 あ、あれは…… 「翔ちゃん」 「いつの間に夢に彼氏が……しかも藤だし」 ああっと1人で頭を抱え込んでいる。 お隣の翔ちゃんは相変わらず変だ。 小さい頃から変わらない。 「彼氏じゃないよ」 「まじでっ!?」 そう言うだけでさっきと違って目をキラキラさせる。 「あれ……じゃあなんで一緒に帰ってるんだ?」 「私が無理言ってるの。 だって藤くんのこと大好きだし」 「はあっ!?」 またみるみるうちに翔ちゃんの顔が青ざめていく。