「健吾。私分からない。

健吾の両親が私の両親の
命を奪ったのは分かった。

健吾には罪は無いと思う。

けど今は健吾の気持ちに
答えることが出来ない。」

私は健吾の体を突き放して
部屋を出て行った。

私の両親が亡くなった事実。
そして健吾が、
何故ホストをしていた事実。
全てを知った。

けど何故被害者と加害者の
子供同士が出会うの。

私は健吾が好き。

けど両親の命を奪ったことが
私には無理だった・・。

いつの間にか家に帰ってきた。