頬から全身に、熱が広がる。 体が熱い。 本当に、燃えているみたい。 時計塔の寒さなんて感じられない。 ふわり、と。 赤くなった私を、シュウは見た。 面白そうに 楽しそうに 懐かしそうに 切なそうに そして…… これは私の自惚れかもしれないけれど、 すごく愛しそうに見て、シュウは微笑んだ。 「夕枝は、俺のこと、好きだろう? ……俺は、夕枝が好きだよ」