シュウ。 心中でそう、名前を呼んだ時。 え……? いきなり、目の前が暗くなった。 「……夕枝」 気付けば、抱き締められている私が居た。 「――――……きだ」 頭にすごく温かい息と一緒に何かが。 言葉が当たった。 え……? 体に回された腕は、 思いがけなく強く。 そして、熱い。