一人残った先生は校門に向かうその生徒を窓からじっと見ていました。 先生の頬に涙が光るのが見えました。 どうしてあの時、頬をひっぱたいたりしたんだろう。 どうして抱きしめてあげられなかったんだろう。 どうして後を追いかけなかったんだろう。 桐生君、君は今でも先生を苦しめているのよ・・。 だけど、君のお陰で、先生は一人前になれたのかもしれないね。