あれから何日か経った今日は休みの日。



私はアル場所へ向かっていた。



「来たよ…先生」



そう、先生のお墓。



名宮先生…。
+ナミヤ センセイ+



私、先生が居たから頑張れた。



先生のくれたあの一言。



あれであたしは今日まで頑張ってこれた。



私は先生のお墓の前に立って、手を合わせる。



『先生は今、何してますか?
そっちの学校でも、たくさんの生徒に囲まれてるのかな?』



先生に心の中でたくさん言葉を投げ掛けていた。



返事なんて、返ってくるはずないのにさ…。