(私に全部まかせて!) 夏鈴がこういってるってわかったのは、数分後。 このクソ男のせいで。 それにしても、まかせるって…何を? 何をたくらんでるの? こんなことを考えてるうちにも、学級委員はちゃくちゃくと進めていて。 「では、保健委員をやりたい人」 保健委員は、男子ひとり、女子ひとり。 高野だけが、手をあげている。 「はいはぁ~い❤」 え!夏鈴!?