僕は、どうしても動けなかった。 その後姿・・・ いつかの場面と重なった。 一度だけ・・・ そう・・・ 一度だけ・・ ここで見知らぬ他人の結婚式を見たことがあった。 教会に併設されている披露宴会場の手伝いに来て・・ 2階の席から眺めてた。 あれは・・・ 彼女が静かに振り返った。 まさか・・・ 違う・・・