叶わぬ恋


数日後―――


彼女が荷物を取りにやってきた。



もう、会えない。



これが最後。



「この間は・・・ごめん。僕があんなこと言わなければ・・・。」




彼女は黙ってロッカーを片付けていた。



返事は無い。




「本当に・・ごめん。」



謝るしかできなかった。



僕はそのまま立ち去ろうとした。



その時、



「謝るのは私の方だよ。」


彼女が振り返って・・・



泣いていた



ずっと背を向けたままロッカーの方を向いていたのは・・・


泣いていたからだった。