「あなた、そしてラオコーン、マリアの嘆きから発する無形のことばは、滅びることもなければ、遺跡になることもありません。あなたのことばから見えるように、静寂の世界は、権力、地位、富を持たないからです。あなたが生きているように、永遠の生命力を持つからです」
「そうじゃ、素晴らしい景色がのぉ」
バスは、フォロ・ロマーノの遺跡を横切り通り過ぎた。元老院、凱旋門、宮殿の面影を残す石柱が、権力、地位、富が残した《粕》のように立っている。そこには、当時の人影はなく、死の町である。ただ、観光客だけが動いていた。そして、バスは、このフォロ・ロマーノの向こう側に見える、コロッセオへと進んだ。
「そうじゃ、素晴らしい景色がのぉ」
バスは、フォロ・ロマーノの遺跡を横切り通り過ぎた。元老院、凱旋門、宮殿の面影を残す石柱が、権力、地位、富が残した《粕》のように立っている。そこには、当時の人影はなく、死の町である。ただ、観光客だけが動いていた。そして、バスは、このフォロ・ロマーノの向こう側に見える、コロッセオへと進んだ。



