「皆さん、今百五十年前のプラタナスの並木の中を走っております。川の向こう側を見てください。パラチーノの丘です。遺跡が建ち並んでいるでしょう。二千年前のクレオパトラとシーザの恋の物語の時代ですよ。よくご覧になってください。そして、バスの右側には現在の住宅街が広がっております。川の向こうは二千年前、川のこちら側は現在です」
私はバスの窓越しに、少し長い時間、遺跡を撮影した。やがてバスはテーヴェレ川を渡り、パラチーノの丘へと向かう。そして、ヴィットリオ・エマニエレ二世の記念館の前に出る。
「皆さん、これがイタリア王国を樹立したヴィットリオ・エマニエレ二世の記念館です。サンピエトロ大聖堂のクーポラのてっぺんに、白旗をあげさせた、国王軍の無名の戦士の墓もここにあります。長い歴史を持つ教皇領に終末をもたらし、新生イタリアを誕生させたのです。バスの運転手さんも気を利かして、ゆっくりと走ってくれております。よくご覧になってください。これを建てられたのは、日本でいえば明治時代です。この下には遺跡がたくさんあります。遺跡の上に建っているのです。少し掘れば遺跡が出てきます」
バスはゆっくりとヴィットリオ・エマニエレ二世記念館を回り、通り過ぎた。そしてガイドさんは直ぐに説明を始めた。
私はバスの窓越しに、少し長い時間、遺跡を撮影した。やがてバスはテーヴェレ川を渡り、パラチーノの丘へと向かう。そして、ヴィットリオ・エマニエレ二世の記念館の前に出る。
「皆さん、これがイタリア王国を樹立したヴィットリオ・エマニエレ二世の記念館です。サンピエトロ大聖堂のクーポラのてっぺんに、白旗をあげさせた、国王軍の無名の戦士の墓もここにあります。長い歴史を持つ教皇領に終末をもたらし、新生イタリアを誕生させたのです。バスの運転手さんも気を利かして、ゆっくりと走ってくれております。よくご覧になってください。これを建てられたのは、日本でいえば明治時代です。この下には遺跡がたくさんあります。遺跡の上に建っているのです。少し掘れば遺跡が出てきます」
バスはゆっくりとヴィットリオ・エマニエレ二世記念館を回り、通り過ぎた。そしてガイドさんは直ぐに説明を始めた。



