だけど、亜夜の幸せを、



亜夜の中で芽生えた新しい、その命を、



俺には奪う権利はないから。



「もう…終わりにしましょう……」



亜夜の決意に、



頷くことが、



俺なりの、



亜夜への愛の証。



「そうだな……今よりもっと亜夜が幸せになるなら……」



「ありがとう。修二に出会えて幸せだったわ…。素敵な時間をありがとう」