「……」 「ごめんな?」 林クンはそう言って アタシの頭をポンとした。 それだけでアタシの胸は急速に波打つ。 「神社の境内にでも座って どうせボーっとしてるからって 言われてさ。 急いで車走らせて来たら 本当にいた」 林クンはニッと歯を見せて笑う。 でも、すぐに表情が硬くなる。 「そういうの司は分かるんだよな。 オレは分かってあげられてなかった」