ゴミ拾いをしていたボランティアの人達は いつの間にかいなくなっていて、 神社の境内を提灯の明かりが ぼんやりと照らしている。 アタシは溢れそうになる涙を 堪えた。 だって……、 アタシは彼女じゃないから。 林クンの都合を怒る権利も わがままを言う権利もない。 ましてや、 勝手に空回りしてる自分自身に 涙する権利なんてない。