愛を教えて




「ごめん…愛武の気持ちには応えられない」



「どうしても?」



「うん…」



ごめんね、愛武……


それでも腕を離してくれなくて


気まず…




「アッレぇ〜?

大道寺さんじゃないですかぁ〜」



そんな雰囲気を壊すように聞こえた


能天気なこの声は…?


まさか…?



後ろを振り向くと


入院していた時に私を担当していたナースがいた



何でこんな所で会うのよ……