「何笑ってんの。不気味。」




なっ!!


声がした隣を見ると、知らない男の子が座っていた。

  

見るからに野球部ですって感じの頭。


ってか坊主。



背はアタシと同じくらい。
   


別にそこまでイケてない男子。



「誰よアンタ。」



アタシは不機嫌そうに言った。




「崎山洸(サキヤマコウ)。お前こそ誰だよ。」
 


コウ〜??なんか知んないけどコイツ…


ケンカ売ってんの??