「・・・・・・つれてってよ??」 「ん??」 「アタシを・・・甲子園に連れてって。」 アタシは坊主を見つめたまま視線をそらさない。 坊主もアタシを見つめたまま。 「おうっ!!」 坊主は幼い子供みたいに笑ってアタシの頭をクシャッと撫でた。 「絶対だからね??」 「この俺がおうって言ってんだから絶対に決まってんだろ!!」