「金井さんっていうんだ。こちらこそよろしく。」 冬矢君はまた笑って返した。 やばいよ。 アタシ、ロックオンだよ!! なんか……高校生活、超楽しくなりそー!! キーンコーンカーンコーン… 学校のチャイムが鳴り響く。 チェッ… 今いいところだったのによ… 教室に、担任であろうオッサンが入ってくる。 「席について~。」 席…。席…?? そういやアタシ席どこだろ?? 黒板を見ると、張り出されてあった。 「ん~…。窓側…か。」