野球男子


「まじです。」


アタシは軽く笑って答えた。


「お前にできんの??」


なっ!!


「失礼ね。できますよーだ!!」


「………そうかよ。ま、がんばれよ。」


坊主と冬矢君はそのまま運動場に戻っていった。



「あなたが新しいマネージャーさん??」


美しい声が聞こえた。


え。


誰??

このキレイな人……。


「私、海藤美智流(カイドウミチル)。私もマネージャーなの!!今まで、私一人でさ…。仲よくしようね!!」