あれから、アタシはどうしたのか 正直あんまり覚えてない。 ただ、ずっと坊主がアタシを撫でてくれてたことだけは覚えている。 「おはよ!!穂波……大丈夫??」 「う、うん!!もう平気!!」 朝香と冬矢君は、アタシの事ずっと心配してくれている。 「金井さん……大丈夫??」 「冬矢君っ!!おはよ。 大丈夫だよ!!それより……ゴメンね?? せっかくの遊園地、なんか重い空気にさせちゃって……。」 「そんなこと…全然いいよ。」 冬矢君は笑顔を見せたくれた。