坊主は一瞬フッと笑うと、ベンチまで歩いた。 のこるは…9回裏だけ…。 もし、この回で5点以上取れなければアタシ達は… カキーン 3番バッターが打ち、塁に出る。 「…小野田君…。お願い…打って…!!」 そして、4番は…小野田先輩だった。 美智流先輩は泣きながら両手をこすり合わせて祈る。