野球男子



アタシは華の手紙を握りしめ、


坊主のいる方に振り向いた。


「ねぇ坊主!!って………き、きゃあー!!」


坊主は、汗だくで着替えてる途中だった。


上半身だけ裸だった。


だ、だめ…。


体温があがっていくのがわかる。


「な、おい。上半身だけだぞ??そんな叫ばなくったって…。」


「わ、わかってるわよぉ…!!」


でもドキドキするんだからしかたないじゃん…!!


「で、何??」


あ、そうだった…。華の手紙…。