「あ、そうだ穂波!!聞いてよ~!!さっきそこで崎山君見かけてさぁ~!! 穂波、まだ手紙渡してくれてないでしょ??できるだけ早くねっ??」 ………聞きたくない。 聞きたくないよそんなの。 手紙…?? そんなの渡したくない。 でもそんなこと… 華に言えない。 「う、うん…!!」 「今日の部活の時にでもお願い!!」 「…わかった。」 アタシは下を向いて答える。 「ありがとう!!やっぱ穂波は私の友達だもんね!!」