このままバスがこなければ、、、なんて乙女チックなことを思ってみても、バスは始発なのできっちり定刻にやってきた。
充電したはずなのに、家に帰ってくるとやっぱり寂しくなって、勉強の邪魔をしないと決めたはずなのに、メールをした。
『もうすでに充電が切れそうです( ノД`)』
『(笑)(笑)。充電切れたら途中でも会おうねww』
『成績下がったらいけないし、、、我慢するッッ』
『もう大学決まってるから平気だよww
だから会いたい時に会うーー』
、、、そうなのだ。
大翔はもう推薦で大学が決まっていた。
「、、、そうなんだよねぇ」
大学で私はいろんな友達と出会えたし、いろんな経験もできた。
推薦で決まるのなんて、すごいと思う。
けど、自分勝手だけど、私はこのまま大翔が大学に行けば、すごく大翔のことを好きだけど、この関係は長く続かない気がした。


