わたしのレシピ




待ち合わせまでまだ少し時間が余ったので、スタバに入って小休憩。

さすがに相手は高校生なので無職とはいえ私が無理やり払った。


苦いのが苦手な私はキャラメルマキアート、ヒロはブラックを頼んだ。

どっちが大人かわかんないぞ。

結局心配した1時間半の時間はすぐに過ぎ、2人で緊張するねと言いながら、飲み会会場へ向かった。


お店の入り口前に怪しい集団発見。

年上のくせにヒロの背中に隠れて、話しかけて、と促す私。

いや、だって、緊張するもん。

ヒロはたぶん誰に対しても気さくな感じなのか、人懐っこいのか、すぐに打ち解けていた。

私はというと、やっぱり人見知りで、モジモジしていたら、エリさんが声を掛けてくれた。