「心配かけてごめんね、でも大丈夫よ。一緒に暮らすって言ったってね、桃花。あんたが結婚したらどうするの?迷惑かけちゃうでしょ。もう一度お父さんと話してみるわ」
お母さんはそういって電話を切ったけど、私には心配でたまらなかった。
いまさら仲良く暮らせとは言わない。
けどあんな山の上の団地にお母さん一人いてどうなるの?
今は良くてももっと年とって身体が悪くなったら?
うだうだ悩むのは性に合わなくて、私は事の経緯を大翔に話した。
一緒に暮らすなら大翔とは少し会いにくくなるかもだけど。
わかってもらえるなら私はお母さんをこっちに呼ぶ気だった。


