家に着く頃、圭介から電話がきた。 「今さぁ部屋の掃除してたんだわ。んで、いらねーモンを身辺整理しよっかなーって気になって。とりあえずちょっと別れよっか」 ─────不思議と息苦しくはならなかった。 そうだ。 この人はいつだって真っ先に私を切り捨てる。 私がどんなに努力をしても、気分で私をいらないという。 これまでずっとそうだった。 何度も、何度も。 ─────それって楽しいの?