桜の樹の下で、微笑む君が見たくて

「す、すいません・・・」


彼女はそう言うと、
少し微笑んで見せた。


その笑みに俺は照れてしまって、
つい顔をそらしてしまった。



とくに会話もなく沈黙が続く・・・

二人で歩くスーパーまでの
道のりはとても長く感じた。