●罰ゲームの会●

「ちょっと、私のこと触っといて無視なわけ?」


「え?触った?」


トモさんの視線が、華の谷間に集中する


「この変態っ!」


ポカッとトモさんの頭を遠慮なしに華が叩く、トモさん苦笑しながら


「オレ寝ぼけるといつも何かやらかすみたいでさー・・・大目に見てよ、ゴメン!」


って言うけど、その口調が華の神経を逆撫でした


「ほんとこの大学の男ってイマイチな奴ばっか・・・私帰る」


タダでさえ昨日のタカミさんのことで怒りっぽくなってるから、手がつけられなくなって
いた


私が止めるのも聞かず、扉を思いっきり閉めて部室を出て行ってしまった


「はい、トモ薬・・・あれ?もう一人の子は?」


さっきのお姉さん、トモさんに頭痛薬と水を渡し私をちらっと見る