●罰ゲームの会●

今朝見たのと同じ服だし・・・うん、背中と明るい髪色とふわふわの髪型からしか分かんないけど、トモさんだって確信した


私の頭にインプットされた彼の顔が、後姿からでも頭に浮かぶ


「ちょっと何寝てんですかぁ~?私そこに座りたいんだけどっ」


えぇっ!華がいきなりトモさんをゆさゆさ揺さぶって起こそうとする


ほんと・・・やること唐突なんだから、トモさん気持ち良さそうに寝てるなら寝かしといてあげてよ~


私の心の叫びもむなしく、ふわぁとあくびしながら寝返りうつ彼


転がったまま薄目を開けて、辺りをぼんやり確認すると・・・手を伸ばしていきなり華を抱き寄せた


ええええええっ・・・ちょっとマジですか


ショックを隠せず呆然とする私


華は・・・怒った顔して何も言わず素直に抱きしめられてる


「ちょっと・・・何この男」