●罰ゲームの会●

実は、すごい成金のキンキンギラギラのおばちゃんを想像してた


…若い!しかも、二人のおばさんにしては若過ぎない?!


私があまりに驚きの表情をしてたのか、その『おばさん』は私を見てフフっと笑った


「あ、ごめんね。嬉し過ぎて、彼女も一緒に抱きしめちゃった」


「いえ…」


彼女が腕を緩めた隙に、何とか二人の間からすり抜ける事ができた


「ミタカくん、こんな特技があるのにどうして今まで黙ってたの?」


「いや…別に言う程のもんじゃねぇし」


ミタカさんは、彼女の言葉に照れた感じで、大きな手を自分の顔にあてはにかむ