●罰ゲームの会●

外見も良くて、歌声も音楽センスも最高…なのに、人間は何であんなに最低なんだろ…


ミタカさんに知れたら殴られそうな事を、密かに思っていた


「驚いた…あいつ歌ってんじゃん。ナミダちゃん何かやらかした?」


気づけば、いつの間にかトモさんが私の横に来ていた


「うわぁっ!いつの間に戻って来たんですか?」


「今さっき。ナミダちゃん、ミタカの心揺さぶったんだ?」


トモさんがニヤリと笑う


「ちっ…違います~、私じゃなくて…ホラ、縞之内出身の彼女


今も、携帯から取り入れた音声を自分の会社に流してるらしいですよ?」


「へぇ、やるじゃん」