●罰ゲームの会●

このやり取りを見ていた人たちが私たちの周りに集まってくる


「すみません・・・私も今の曲聞いて感動しました。そのチラシもらえませんか?」


「どこでやるんですか?」


いつの間にか人だかりができていて、たくさん刷ってきたチラシは次々と人の手に渡り、気がつくと全て配りきってしまっていた


「やり~っ、目標達成!これで人集まるよな!ね、トモさん」


彗くんが嬉しそうにトモさんに同意を求める


「どうかなー、後は華ちゃんの実力次第?歌マズかったらお客さん興ざめだぜ」


トモさん、華を挑発するような表情を見せる


「任せてよ、私の実力見せてあげる。でも、この歌詞って・・・」