●罰ゲームの会●

そして自然に腕を絡めた


「よろしくね、トモ」


にーっこり笑う姿は、いつもの華だった


今にも見えそうな胸元を、トモさんの腕にしっかりとくっつける


華が今までモノにしてきた男子みたく、トモさんがそんな手に引っかかるわけないよ


だってトモさんは客観的に物を見れる人だから…


と思ったら


「まぁ…そこまで言うならしょうがないな。密着し過ぎだから、もーちょっと離れてくれる?」


さっきまでの険悪な雰囲気はどこへやら


トモさん鼻の下伸びてますけど!


…幻滅