翌日、いつものように
電車に乗り込みました。

そしていつものように
彼が乗ってきます。


私は本を確認しようと
必死で彼の持つ本に
目を凝らして
見つめました。


でも残念ながら本が
変わってしまっていたようで
記憶にあったものと
全く違っていたようでした。


まぁ、世の中

そんなものかもしれません。


自分の都合のいいようには
まわってはくれません。