その日、綺羅は雑誌の取材のためスタジオに来ていた



綺羅はそう思っていなくても世間ではカリスマモデルという地位にいる



ファッション誌の撮影だけではなく、ファッションリーダーとして綺羅の一言一言が重要なトレンドになる事もある。



さまざまな質問もそつなくこなし、綺羅は深夜にやっと開放された。



タクシーで家に帰ってくると、入り口のところに知ってる男性が立っていた



綺羅のマンションは高級マンションで当然のようにオートロックシステムでこの時間になるとほとんど人がいないので、住人以外は入れないようになっていた。