「寛人さ~地元に彼女いるでしょ?最初はそんなの奪っちゃおうかって嫌な気持ちもあったんだけど、好きな人の幸せ願うならそんなこと出来ないって思って・・・・未だみてるだけ。
寛人が彼女と別れればもしかしたら私にも見込みあるのかなって思ったけど、この間、南と寛人と飲む機会があって寛人と彼女の現況を聞いたら私・・・・
もうずっと片思いのままなのかなって思っちゃって・・・・・・
それに今日も本当は行きたくなかったけど、彼女はどんな子なのか見たい欲求に勝てなくて結局参加しちゃったけど、二人の様子が気なって飲み会どころじゃなかった・・・・・・
だから、カズが抜けようって言ってくれて本当にうれしかったんだ・・・・・
ずっとあのままあそこにいたら私我を忘れて飲みまくっておかしくなってたかも・・・・・・」


カズは静かに綺羅の話を聞いてくれていた。





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そんな時、不意に綺羅の携帯が鳴り響いた